真ん中に犬

ダート戦をこよなく愛する、短距離ダートおじさんです。

エプソムカップの思い出と展望〜芝1800の鬼ルージュバック

2016年の勝ち馬ルージュバックについて。

なぜ日本には芝1800メートルのG1がないのだろうか。私に最初にそう思わせた馬がルージュバックでした。重賞4勝は全て牡牝混合戦、そのうちの3勝は芝1800メートルという面白い馬でした。この成績ならドバイターフでもいい勝負になったのではないかと思っています。現役の馬だとダノンキングリーも1800巧者のイメージがあります。

 

さてエプソムカップですが、昨年のような上がり3ハロンだけの競馬になったり、2015年のエイシンヒカリのときのように11秒台のラップが続くワンペースの競馬になるなど、年によって展開が大きく異なっています。そのため、いつも以上に展開予想とラップ適性の見極めが鍵になるかと思います。

 

昨年の勝ち馬レイエンダについて言及します。この馬はスローペース専用機だと判断していたので、ハイペースが想定されるレースでは消す予定でした。しかし、前走のダービー卿チャレンジトロフィーではタフな流れの中3着に好走しました。内目を割ってきた丸山騎手の好騎乗があったにせよ、少し評価を改めなければなりません。スローペース想定ならもちろん本命候補ですし、ハイペース想定としても軽視は禁物かもしれません。

 

とはいえど 俺が買ったら 0円だ

 

となりそうなので非常に悩みどころであります。