真ん中に犬

ダート戦をこよなく愛する、短距離ダートおじさんです。

オルフェーヴル産駒徹底解剖~得意馬場・コースについて~

オルフェーヴル産駒がデビューした2017年から今年の7月までのデータを分析してみました。芝の重馬場やダートが得意なイメージがありますが果たしてどうでしょうか。

 

●全成績

1着- 2着- 3着- 4着- 5着- 着外/ 合計( 勝率/連対率/複勝率) 単回収値/複回収値


全成績  246- 243- 221- 198- 209- 1672/ 2789( 8.8%/ 17.5%/ 25.5%) 64円 / 73円


 芝   153- 147- 142- 137- 139- 1080/ 1798( 8.5%/ 16.7%/ 24.6%) 64円 / 73円


ダート  93- 96- 77- 61- 70- 583/ 980( 9.5%/ 19.3%/ 27.1%) 65円 / 74円


わずかにダートの方が成績はいいようですが、みなさんのイメージ通りということもあってか、回収率はあまり変わりなかったです。

 

●芝、良・稍重馬場

1着- 2着- 3着- 4着- 5着- 着外/ 合計( 勝率/連対率/複勝率) 単回収値/複回収値


全成績  139- 127- 130- 126- 135- 981/ 1638( 8.5%/ 16.2%/ 24.2%) 59円 / 70円

全2789レースの半数以上を占める芝の良・稍重馬場での成績です。全成績と比べてわずかに数字は落ちました。

 

●芝、重・不良馬場

1着- 2着- 3着- 4着- 5着- 着外/ 合計( 勝率/連対率/複勝率) 単回収値/複回収値


全成績  14- 20- 12- 11- 4- 99/ 160( 8.8%/ 21.3%/ 28.8%) 113円 / 107円

これはやはりイメージ通りで、重馬場となるとやや成績が上がります。次は得意コースを詳しく見ていきます。

 

●コース別成績(5勝以上してるコースのみ)

コース 着別度数 勝率 連対率 複勝 単勝回収値 複勝回収値
阪神・ダ1800  18- 16-  9- 78/121 14.90% 28.10% 35.50% 92 94
京都・ダ1400   8-  8-  4- 31/ 51 15.70% 31.40% 39.20% 116 95
小倉・ダ1700   8-  5-  2- 31/ 46 17.40% 28.30% 32.60% 109 100
中山・芝1600   8-  4-  6- 53/ 71 11.30% 16.90% 25.40% 97 66
京都・ダ1800   7- 12-  9- 60/ 88 8.00% 21.60% 31.80% 31 74
中山・ダ1800   7- 11- 11- 77/106 6.60% 17.00% 27.40% 26 100
阪神・芝1800外   7-  9-  5- 53/ 74 9.50% 21.60% 28.40% 29 60
阪神・芝2000   7-  6-  7- 45/ 65 10.80% 20.00% 30.80% 65 69
中京・芝1400   7-  1-  1-  6/ 15 46.70% 53.30% 60.00% 516 157
東京・芝1600   6-  9-  4- 77/ 96 6.30% 15.60% 19.80% 20 42
京都・芝1800外   6-  8- 11- 50/ 75 8.00% 18.70% 33.30% 90 107
東京・芝2000   6-  5-  7- 31/ 49 12.20% 22.40% 36.70% 125 78
中山・芝2000   6-  5-  5- 72/ 88 6.80% 12.50% 18.20% 41 37
新潟・芝1800外   6-  5-  1- 35/ 47 12.80% 23.40% 25.50% 34 90
新潟・ダ1800   6-  4-  2- 37/ 49 12.20% 20.40% 24.50% 51 48
京都・芝2000   5-  8-  8- 61/ 82 6.10% 15.90% 25.60% 35 116
福島・芝2000   5-  5-  3- 33/ 46 10.90% 21.70% 28.30% 74 149
阪神・芝1600外   5-  4-  6- 49/ 64 7.80% 14.10% 23.40% 18 101
中山・ダ1200   5-  2-  1- 28/ 36 13.90% 19.40% 22.20% 78 49
福島・芝2600   5-  1-  2-  9/ 17 29.40% 35.30% 47.10% 351 128

 

関西圏のダートレースでの勝利が多く、特に上位3コースは成績、回収率ともに優秀な数字です。サンプルが少ないのでここに載せていませんが、京都ダート1200と1900もいい成績でした。あとここに載っていないことからもわかる通り、東京のダートはどの距離でも成績不振でした。

したがって、①東京競馬場以外のダート中距離②京都競馬場のダート(1800メートルは勝ち切れないことも多いので少し割引)

ダートの場合はこの2つの条件で狙っていくことをお勧めします。

 

芝コースの方でに気になることは、中京芝1400と福島芝2600の成績が飛び抜けていいことです。一言で言い表すことができるような傾向は見つからなかったため、現状はこの2つのコースで狙っていく方針でいいかと思います。