真ん中に犬

ダート戦をこよなく愛する、短距離ダートおじさんです。

重賞展望

京都2歳ステークスの展望〜JC並みの好メンバーが揃いました〜

ジャパンカップの前日11/28(土)に京都2歳ステークスが行われます。 2歳戦好きの私としては、前座と呼ぶにはなかなか豪華なメンバーが揃ったかと思います。 以下有力馬についての考察です。 ●ラーゴム 新馬戦では、父オルフェーヴルらしいささり癖を見せなが…

福島記念の思い出と展望〜マルターズ×武士沢コンビが狂おしく好きでした〜

2016年の福島記念は、マルターズアポジーが逃げ切り勝ちをおさめ、重賞初制覇となりました。翌年も武士沢騎手を背に重賞を2勝しています。 ちなみに2017年の武士沢騎手の勝ち鞍は4つ。つまり全勝ち鞍の半分が重賞勝ちという、わけのわからない成績になってい…

エリザベス女王杯の思い出と展望〜記憶に新しいクロコスミア姉さんの偉業〜

クロコスミアが3年連続2着に好走したことは記憶に新しいかと思います。 この馬が連続で好走できていたことからわかる通り、京都2200メートルというコースはスピードのある先行馬が粘り込むことが可能です。 今年は阪神内回り2200メートルが舞台となります。…

京王杯2歳ステークスについて〜中1週ローテでリフレイム参戦

京王杯2歳ステークスは、後に短距離路線で活躍する競走馬を多く輩出している隠れた出世レースです。 近年連対した馬だと、ビアンフェ、アウィルアウェイ、タワーオブロンドンがいます。 予想する上でのポイントは、先週までの外差し傾向がおそらく続くという…

ファンタジーステークスが豪華メンバーなんですが

アーモンドアイを2,3着固定で買ったことに後悔も反省も全くしてません。 どうもゆういちです。 今週は重賞が4つもあります。2歳戦が2鞍と、ダート重賞と長距離ハンデ重賞という地味な構成ではありますが、この地味さはむしろ狂おしく好きです。 とはいえ今年…

毎日王冠について〜歴代優勝馬のメンツがすごい〜

ダノンキングリー アエロリット リアルスティール ルージュバック エイシンヒカリ 過去5年の優勝馬たちです。どの馬も重賞を複数勝っていて、記録にも記憶にも残る名馬が名を連ねています。ダノンキングリー、リアルスティール、ルージュバックあたりは、180…

サウジアラビアロイヤルカップについて〜穴党は黙って見学すべき?〜

近年の結果を振り返ってみますと ①比較的堅い決着 ②小頭数(フルゲートになったのは2017年だけ) ③出世レース (去年サリオス、一昨年グランアレグリア) といった感じですかね。 小頭数ではありますが、最後方からごぼう抜き!みたいなのは決まりにくいレースで…

京成杯オータムハンデキャップの思い出と展望〜大穴男田辺のゴール前強襲〜

2015年の京成杯オータムハンデは、ディスイズハンデ戦といった接戦となりました。ハナ、ハナ、アタマ、ハナ、クビ、アタマと7着までのタイム差が0.1秒という大接戦です。 勝ったフラアンジェリコは13番人気で、直線に入ったときには後方2番手という位置取り…

セントウルステークスの思い出と展望〜ロードカナロアが負ける姿を想像できなかったあの頃〜

現在種牡馬として名を馳せているロードカナロアですが、現役時代の成績は13-5-1-0です。一般的に着順が安定しない短距離戦線で、馬券圏内を外したことがないというのだから衝撃的な数字です。 2013年のセントウルステークスの出馬表を改めて見てみると、この…

紫苑ステークスの思い出と展望〜ディアドラ姐さんの重賞初制覇〜

現在も世界を股にかけて活躍するディアドラですが、初重賞制覇は3年前の紫苑ステークスでした。 紫苑ステークスは秋華賞のトライアルレースではありますが、かつては本番の秋華賞で馬券に絡む馬が少なかったため軽視されていました。ですが、G3に格上げされ…

キーンランドカップ展望

夏のスプリント重賞といえば、CBC賞や北九州記念のようなハンデ戦をイメージしますが、函館スプリントステークスとキーンランドカップは別定戦です。そのためG1級の馬も参戦しやすく、秋のG1戦線を占う上でも重要な一戦となります。 あくまでもwin5狙いとい…

新潟2歳ステークスの思い出と展望〜毎年ハープスターの鬼脚を思い出す〜

もう7年も前のことです。2013年の新潟2歳ステークスは、ハープスター号が最後方から異次元の上がりを繰り出して、3馬身差の圧勝を披露してくれました。私が競馬を始めて間もない頃だったのでインパクトが強く、今でも鮮明に記憶に残っています。 2歳の夏とい…

北九州記念展望

例年は小倉開催4週目あたりに組まれるレースですが、今年は開幕2週目で行われます。そのため、高速決着となることを予想していたのですが、雨が降ってまいりました。直前まで馬場状態を見極める必要がでてきました。 決着タイムがどれくらいになるかはわかり…

小倉記念の思い出と展望〜剛腕和田竜二の思い出〜

ローカル小回りの2000メートルではありますが、過去10年のデータを見ると2分を切るような高速決着が続いています。 その中でも一際目立つ勝ち時計2:00:00は、クランモンタナと和田騎手がマークした時計です。今見返してみても、どうして勝てたのか不思議なく…

エルムステークスの展望〜ダート1700唯一の重賞〜

本日は、中央唯一のダート1700重賞であるエルムステークスがあります。ダート1700をこよなく愛する私としては、もはやG1開催日と言っても過言ではない日でございます。 過去の結果を見ていると、どうやら4角の時点で前に付けておかないと話にならないようで…

函館2歳ステークスの思い出と展望〜キズナ産駒の躍進はここから始まりました〜

今週は世代最初の重賞となる函館2歳ステークスがあります。昨年はキズナ産駒のビアンフェが勝利。新種牡馬の産駒が世代最初の覇者になりました。これを皮切りにキズナ産駒の躍進が始まることになります。 今年も新種牡馬の産駒が出走してきます。 ●カイザー…

ラジオNIKKEI賞の思い出と展望〜残念ダービーから出世した馬たち〜

ラジオNIKKEI賞は、ダービーを除外となった馬や、ローテーション的にダービーは厳しいとなった馬がよく出走してきます。そのためか残念ダービーと言われることもありますが、このレースからも後に重賞で活躍する馬も輩出しています。 例えば2015年のラジオNI…

CBC賞の思い出と展望〜シャイニングレイ復活の重賞勝利

2017年のCBC賞は、シャイニングレイ号が2年半ぶりに重賞勝利を果たす結果になりました。 かつてはホープフルステークスを勝利し、クラシック候補として期待されていましたが、脚部不安のため春のクラシックを断念。その後屈腱炎も発症し2年間の休養を余儀な…

宝塚記念の思い出と展望〜現地で悲鳴と怒号を聞きました〜

ゴールドシップの3連覇がかかった2015年の宝塚記念。キングカメハメハ信者の友人と共に現地観戦をしていました。 比較的ゲート近くに陣取っていたため、ゴールドシップの大出遅れを間近で見ることができました。単勝オッズ1.9倍の大本命馬の大出遅れです。そ…

函館スプリントステークスの思い出と展望〜6月の函館に真冬を感じた日〜

2014年6/22の函館スプリントステークス当日。この日の函館は20.9/13℃で、例年の函館としては特段暑くもなく寒くもない気候でした。 ですがこの日は間違いなく真冬の装いだったと思います。それもそのはず、1着に冬馬のガルボ、3着にクリスマスが突っ込んでき…

ユニコーンステークスの思い出と展望〜3歳時のノンコノユメを買い続けた人馬券上手説〜

5年前のユニコーンステークス。今なお活躍を続けるノンコノユメの初重賞制覇となった舞台です。実はこの馬、デビュー戦から3歳の間までは1番人気に推された経験のない馬でした。ダート馬でありながら追い込み脚質だったため、常に疑問視される存在だったので…

エプソムカップの思い出と展望〜芝1800の鬼ルージュバック

2016年の勝ち馬ルージュバックについて。 なぜ日本には芝1800メートルのG1がないのだろうか。私に最初にそう思わせた馬がルージュバックでした。重賞4勝は全て牡牝混合戦、そのうちの3勝は芝1800メートルという面白い馬でした。この成績ならドバイターフでも…

マーメイドステークスの思い出と展望〜昨年のサラス枠を探せ〜

昨年ウインズ道頓堀で、サラスの単勝を握りしめて観戦していた私にとっては思い出深いレースです。1コーナー入ったときに最後方だったサラスを見て半ば諦めモードだった分、4コーナーでの抜群の手応えが忘れられませんね。 さて、このレースはハンデ戦らしい…

鳴尾記念の思い出と展望

鳴尾記念と言えばトウケイヘイロー。 私に初めて逃げ馬の魅力を教えてくれた名馬であり、ジャスタウェイ絶対好走させるマンでもある。 あとこのレース、やたらと岩田騎手の活躍が目立つ。 過去10年で人気(1-3-1-5)に対して着順(2-1-4-3)と抜群。 …

安田記念の思い出と展望

アーモンドアイが中2週での電撃参戦となり、注目を集める今年の安田記念。 みなさんもそうだと思いますが、安田記念はハイペースになりやすくて逃げ馬には厳しいというイメージを持っているのではないでしょうか。ロードカナロアの年なんかがまさにそのイメ…