京王杯2歳ステークスについて〜中1週ローテでリフレイム参戦
京王杯2歳ステークスは、後に短距離路線で活躍する競走馬を多く輩出している隠れた出世レースです。
近年連対した馬だと、ビアンフェ、アウィルアウェイ、タワーオブロンドンがいます。
予想する上でのポイントは、先週までの外差し傾向がおそらく続くということと、フルゲート18頭が揃っての一戦ということです。
2歳戦においては、出走頭数は重要なファクターだと思っています。追い込み脚質の素質馬が差し損ねたり、内枠で揉まれて惨敗したりといったケースがよくあるからです。
以下、有力馬についての考察です。
●リフレイム
中1週でここに出走してきます。気性の荒さから考えて、フルゲートとなる今回は評価を下げたいところですが、外差し馬場というのはこの馬にとってプラスです。非常に取捨が難しい一頭だと思います。
●モントライゼ
新馬戦でヨカヨカと接戦、未勝利戦の圧勝、小倉2歳ステークスはメイケイエールの2着という素晴らしい成績です。時計勝負だと未知数という不安こそありますが、競馬センスがあるのでフルゲートの一戦ではプラスに働くと思います。
●ブルーシンフォニー
ここまで2戦はマイルを使ってきています。ゲートに少し難がある馬なので、距離短縮となる今回はマイナスに働くと思います。とはいえ、新馬戦どん詰まりからの差し切り。間違いなく強い馬だと思うのですが、1400メートルという距離だとどうだろうなという印象です。
穴馬として注目したいのは●ファルヴォーレです。前々走はなかなかいい末脚でした。今回かなり人気を落としているので狙っていきます。