真ん中に犬

ダート戦をこよなく愛する、短距離ダートおじさんです。

函館2歳ステークスの思い出と展望〜キズナ産駒の躍進はここから始まりました〜

今週は世代最初の重賞となる函館2歳ステークスがあります。昨年はキズナ産駒のビアンフェが勝利。新種牡馬の産駒が世代最初の覇者になりました。これを皮切りにキズナ産駒の躍進が始まることになります。

今年も新種牡馬の産駒が出走してきます。

 

●カイザーノヴァ

モーリス産駒の初勝利を達成した馬です。母父スペシャルウィークというのがまた興味深いですね。連闘でこのレースに臨んできましたが、2014年のアクティブミノルは、新馬戦からの連闘で函館2歳ステークスを勝利しています。

 

●ディープエコロジー

クリーンエコロジー産駒の初出走初勝利となった馬です。管理する宮田調教師は今年の3月に開業したばかり。厩舎に初めての新馬勝ちをもたらした同馬が、今回は厩舎初めての重賞挑戦となります。

 

ホーキーポーキー

ディスクリートキャットの産駒。新馬戦では、今回断然人気となるモンファボリに、0.9秒差の2着に敗れています。とはいえ杉原騎手が函館1200メートルを得意としているので、軽視はしにくいかと思います。

 

●ルーチェドーロ

マクフィ産駒の初勝利を達成した馬です。新馬戦はダート1000メートルとはいえ、圧倒的なスピードでレコード勝ち。最後は少し手綱を抑える余裕があってのレコードなので、少なくともダートではいい成績を残してくれそうです。今回は芝1200メートルへの条件替わりに対応できるかがポイントですね。

 

この中から世代最初の覇者となる馬が出てくるでしょうか。