真ん中に犬

ダート戦をこよなく愛する、短距離ダートおじさんです。

新潟2歳ステークスの思い出と展望〜毎年ハープスターの鬼脚を思い出す〜

もう7年も前のことです。2013年の新潟2歳ステークスは、ハープスター号が最後方から異次元の上がりを繰り出して、3馬身差の圧勝を披露してくれました。私が競馬を始めて間もない頃だったのでインパクトが強く、今でも鮮明に記憶に残っています。

 

2歳の夏という比較的早い時期に組まれる重賞ではありますが、ここで好走した馬はその後も息の長い活躍をしてくれるイメージがあります。前述のハープスターが勝利したときの2着馬イスラボニータは、何度も重賞で好走し、6歳のときに阪神カップを勝利するといった活躍を見せてくれました。他にも2015年の勝ち馬ロードクエストは、先日行われた小倉記念に出走するなど、7歳になった今でもちょこちょこ顔を見せてくれてます。

 

今年の新潟2歳ステークスは、11頭立てという寂しいメンバー構成ではありますが、人気が割れておりなかなか難解なレースとなっています。追い込みが決まりやすいというイメージがありますが、実際のところどうでしょうか。

 

過去5年間で上がり3ハロン1位の馬の成績は、3-1-1-0と圧倒的です。上がり2位の馬も2-2-1-0なので100%馬券内に来ています。ですが上がり3位となると、同率3位の馬を全て合わせても0-1-2-0と思ったより良い結果ではありません。つまり、多少キレる末脚がある程度では馬券圏内に入るのは難しくなります(すごく当たり前のことを言っててすいません)。

 

上がり4位以下で連対したのは、過去5年だと2017年コーディエライトの2着だけです。今年のような混戦ムードだと2017年の再現があるかもしれません。それも加味しつつ後ほど最終予想を書きます。