真ん中に犬

ダート戦をこよなく愛する、短距離ダートおじさんです。

マーメイドステークスの思い出と展望〜昨年のサラス枠を探せ〜

昨年ウインズ道頓堀で、サラスの単勝を握りしめて観戦していた私にとっては思い出深いレースです。1コーナー入ったときに最後方だったサラスを見て半ば諦めモードだった分、4コーナーでの抜群の手応えが忘れられませんね。

 

さて、このレースはハンデ戦らしい荒れ方になるのが特徴的ですが、その要因は阪神芝2000メートルという舞台にあると思っています。牝馬限定重賞としては距離が長く、タフな展開・消耗戦になりやすいため、軽ハンデかつスタミナのある馬が好走しやすくなっています。そのため、その他の牝馬限定重賞で好走した馬が重い斤量を背負わされて、人気を裏切るというパターンが多いです。

例)シュンドルボン:中山牝馬ステークス勝ち馬。マーメイドステークスでは56キロを背負って1番人気4着。

トーセンビクトリー:中山牝馬ステークス勝ち馬。マーメイドステークスでは56キロを背負って1番人気9着

キンショーユキヒメ:福島牝馬ステークス勝ち馬。マーメイドステークスでは55キロを背負って3番人気7着

 

昨年のサラスは斤量51キロ、近走2400メートル戦に出走、オルフェーヴル産駒ということで消耗戦で好走する下地はありました。

 

今年もサラス自身がまた出走してきますが、昨年よりも状態面の不安があるのと、斤量54キロとなるのはマイナスでしょう。昨年の勝ち馬なので軽視は禁物ですが、今年の場合はサラス自身よりも去年のサラスっぽい馬を狙う方が馬券的には面白そうですね。