真ん中に犬

ダート戦をこよなく愛する、短距離ダートおじさんです。

多頭数となった宝塚記念について

今年の宝塚記念は豪華メンバーが揃いました。宝塚記念がG1競走となったのは1984年で、フルゲート18頭での開催は2007年以来2度目のことになります。30年以上あってフルゲートはわずか2回だけなのです。確かに宝塚記念は、開催時期や舞台条件の関係で、頭数が揃わない印象があります。

そこで、馬場改修後の2007年以降に絞って、比較的多頭数と言える16頭以上揃ったレースのデータを分析してみました。(全7レースありました)

 

◎多頭数でも意外と8枠が活躍してるが…

ゴールドシップの2連覇が、いずれも小頭数ピンク帽でした。その印象が強いせいか、外枠有利といっても小頭数のときだけなんでしょ?となります。実際のところ、対象の7レース中3レースで8枠の馬が勝っています。でもこのまま外枠有利と言い切るのもいかがなものなので、勝った3頭について考察しました。

 

●2010年ナカヤマフェスタ

後に振り返ってみるとよくわかりますが、このときこの瞬間のナカヤマフェスタは、史上最強レベルの競走馬だったと思います。なのでどの枠でも勝ってたと思います。

●2015年ラブリーデイ

16番枠からの発走でしたが、2番手に付けて抜け出す競馬だったのでどの枠でも勝ってたと思います。

●2016年マリアライト

そもそもこの馬の好走パターンが外目の枠に入ったときです。この年の宝塚記念自体が外枠有利な状態だったとは思えません。

 

とまあゴリゴリの主観で考察した結果、枠順はそこまで気にしなくていいという結論になりました。前日や当日の競馬で明確なトラックバイアスがあったら、それに従う方がよさそうですね。